小谷 章(システム開発部)
【プロジェクト概要】
岐阜県にある大手電子部品メーカーで使われている生産管理システムの、オフコンからオープン系システムへの移行作業。 受注から資材管理(正確には資材所要量計画(MRP)と言う)、購買、生産計画、出荷に至るすべての工程をシステム化。 生産管理のフルパッケージ化という点で、社内でも注目を集めるプロジェクトの一つ。
アプリケーションの開発、テスト、ユーザー先での導入作業など。現在は同期入社の仲間と一緒に運用・保守支援サービスを展開中。 ヘルプデスク担当として、問い合わせの切り分け作業などを行っている。
現在の仕事について
2年半かけて作られたシステムが、先日ついにカットオーバー。 僕も途中からの参加でしたが、先輩社員が作った設計書に基づいてアプリケーションを開発したり、また不足している箇所があれば新たに設計書に書き加えたりするなど、 プロジェクトの一員として忙しい毎日を送っていました。その中で最も苦労したのが検証作業です。 ひたすらバグを探し、ひたすら潰していく…その作業を繰り返すのですが、なかなかバグが減りません。 同期の仲間と一緒に役割を分担し、それぞれ得意分野を活かして仕事を進めるうちになんとか解消できたのですが、この時ばかりは気が遠くなりましたね 。開発の最終段階には、ユーザーさんに実際に使っていただく「ユーザートレーニング」という場があります。 苦労して作り上げたシステムだけに、実際に動いているのを見て「あぁ本当に使ってもらえるんやなぁ」と感動したのを覚えています。 現在はヘルプデスクを担当するようになり、お客様の声を聞くことも多くなったため、そういった経験を活かしてさらに良いものを作り上げたいですね。
日々の仕事風景
先輩からのメッセージ
初めての仕事、初めての出張、そして初めてのお客さん先での対応…と、何から何まで"初"づくしの今回の仕事。小谷くんにとっては大変だったんじゃないかな。 精一杯の状況の中で、僕もかなり無理を言ったけど、それができないと億単位の仕事は抱えられないから、そういう意味では良い経験だったと思うよ。 今後どうなりたいか?の問いに、「お客さんとやりとりしながら、システム全体を設計していきたい」と言ってくれたのは大きな成長かな。 ここでは10年もたてばプロジェクトマネージャーとしての活躍が期待されるし、さらに5年もたてば「工場を1棟建てられる」 くらいの業務知識・プロジェクト遂行能力が必要になってくる。視野を広く持つことは成長の第一歩だし、向上心があれば知識・技術は自ずとついてくるもの。 今後の活躍に期待しているよ。 ●システム開発部/坂元 弘樹